チェックポイントは、Claude Code が加えた変更を以前の状態へ安全に巻き戻す機能です。試しに大きな変更をさせてみて、気に入らなければ元に戻す、という進め方ができます。これは Anthropic 公式の Claude Code に実在する機能です。
チェックポイントとは
Claude Code は、コードを変更する操作の前に自動的にその時点の状態を記録します。これがチェックポイントです。作業を進めた後で「一つ前の状態に戻したい」と思ったとき、記録された任意の地点まで戻せます。
これにより、Claude に思い切った変更を任せても、うまくいかなければすぐ元に戻せるという安心感が得られます。
巻き戻す方法
巻き戻しは主に2つの方法で行えます。
- Esc キーを素早く2回押すと、直前のやり取り・変更をたどって戻れます。
- /rewind コマンドを実行すると、チェックポイントの一覧から戻したい地点を選べます。
# チェックポイント一覧から選んで巻き戻す
/rewind
戻す対象として「コードだけ」「会話だけ」「コードと会話の両方」を選べます。
復元される範囲
チェックポイントで復元されるのは、Claude Code がセッション中に編集したファイルの内容と、必要に応じて会話の履歴です。選んだ地点以降に Claude が加えたファイル変更が取り消され、その時点の状態に戻ります。
一方で、ターミナルで別途実行したコマンドの副作用(データベースの変更、外部へのネットワーク操作、インストール済みパッケージなど)は元に戻りません。あくまでファイルと会話の状態を戻す機能だと理解しておきましょう。
Gitとの違い
チェックポイントは Git の代わりではありません。両者は目的が異なります。
- チェックポイント: セッション中の素早い試行錯誤のためのもの。コミットせずに直近の変更を手軽に戻せる。
- Git: 変更を恒久的に記録し、チームで共有・レビューするためのもの。区切りのよい単位でコミットして履歴を残す。
実務では「チェックポイントで試行錯誤し、良い状態になったら Git でコミットする」という併用が基本です。重要な作業前には Git コミットも取っておくと、より安全です。
ベストプラクティス
- 大きな変更を試す前に、区切りとして Git コミットを取っておくと二重に安全です。
- 方向性が違うと感じたら、深追いせず早めに /rewind で戻すと効率的です。
- ファイル以外の副作用(DB・外部APIなど)は戻らない点を念頭に置いて操作しましょう。
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